
今年は30名以上の内定者が集まり、皆さん少し緊張した様子のなか内定式が始まりました。
■内定式
・社長祝辞
今はAIバブルといわれ、強いデマンドを受けている状況で、当社は特にこの2年間で国内トップクラスの成長性を実現できていると自負しています。
理由はいくつかありますが、まず、内部アセットが蓄積できる業界(自動車、製造、金融、通信、流通)に注力している点です。現在売上高の約85%がこの注力業界のプロジェクトで占めるようになりました。最近は各業界のリーディングカンパニーとの資本・業務提携もあり、メディアでも取り上げられるなど事業を拡大しています。
それから、基本的な戦略が他社とは少し違っていて、当社は「社会実装」に強いこだわりを持っています。ですので、売れそうな技術があっても、それに一点集中をするということはしません。派手さはなくても各産業のコア部分に携わっていく会社です。数年後には各産業トップから、AIといえばALBERTと言ってもらえるようになれると思っています。
さらに、昨年発表した『CATALYST(触媒)戦略』というものがあります。これまで1,000近いプロジェクト経験から、単体の企業の持つデータだけでは付加価値創造は難しいということが言えます。そこで、各社のデータを結合させ、両者の付加価値を上げていくことが重要と考え、業務提携なども推進しています。すでに実績もできています。今後もそういったデータ結合で共通化されるアルゴリズムあるいは共有されるナレッジをアセット化してロイヤリティに変えていくビジネスモデルを描いています。
私たちはこの先5年で日本だけでなくアジアや世界でどんなポジションをとっていくのかを考えています。これからAIベンダーが大きく淘汰される時代が来ると思われる中、従来のようにクライアントが持っている課題に対して応えるだけでなく、クライアントも認識していないような課題を発見しその解決方法を提案し主導していくような役割が求められているのではないかと考えています。第二創業期である過渡期に入社される皆さんにおいては、テクノロジーオリエンテッドだけではなく論理力、人間力、表現力が求められます。皆さんはすでに論理力は素晴らしいと思うので、これからクライアントをリードしていく仮説検証力、考案力といった「表現力」を身に着けていただきたいと思います。そしてそれを支えるのは人間力です。
入社後はまずは研修を受けていただいて、一日でも早く実業務に慣れていただくというのはもちろん、会社がどんな戦略で動いているのかを、「論理力、人間力、表現力」の体得と併せてインプットしていってもらいたいと思います。 当社はフラットな組織として役職等によって情報格差がないように心がけています。みなさんも論理力、人間力、表現力をもって積極的に発信していってください。
それでは、来年4月に皆さんにお会いできるのを心待ちにしています。この度は誠におめでとうございます。」
・経営陣からのメッセージ
続いて、執行役員データソリューション本部長の鈴木、執行役員CDOマーケティング本部長の安達より、それぞれ祝辞が送られました。

・自己紹介
その後、内定者の皆さんによるこれまでの研究内容や経歴、趣味などの自己紹介が行われました。内容はもちろん、発表スタイルなどにも個性があり、それぞれ印象に残る自己紹介でした。

■グループワーク
内定式後は、7チームに分かれてグループワークを行いました。すごろく式のゲームとグループディスカッションを通じて、職場で働くイメージを理解し、社会人としてのキャリアについて考えるきっかけとしてもらいました。


テーマは「新人期を一言でまとめると?」。各チームすべて違う答えでしたが、それぞれの個性が出ていて、また、良く議論されていました。


■懇親会

内定者の皆さま、当日は長い時間お疲れさまでした。
初めは緊張した様子でしたが、それぞれの個性が伝わる自己紹介を経て、グループワークでは打ち解け、会話が盛り上がっていました。また、懇親会では社員に気になることを直接聞けたことで、社会人として自分が働くイメージをより明確にできたのではないでしょうか。
まだ少し先ですが、来年4月から一緒に働けるのを社員一同、楽しみにしております!
